日本コンクリート工学会では、「端島（軍艦島）における補修材の効果検証に関する共通試験」（委員長：岩波光保・東京工業大学教授、副委員長：野口貴文・東京大学教授）を企画しており、2016年11月より、端島（軍艦島）における補修材の効果検証に関する共通試験を実施しております。

共通試験は、長崎市ご協力の下、日本コンクリート工学会が、弊社 八洋コンサルタントに委託し、共通試験における供試体作製および管理を実施中です。同企画に賛同された参画企業23団体が様々な補修材料・工法によって経年な補修効果の定量を行っており、暴露期間は10年間で年2回の定期測定を行っています。
　2023年度は、5月15日から3日間の上陸により定期測定を実施する予定となっております。